2008年02月29日

桑江良健の絵・徒然51


                  兄妹   大きさ:F25号    個人蔵


 今年、片岡球子さんが亡くなられたニュースがあり、一つの時代が終わったと実感する。

 私個人としては何の関係もありませんが、友人がとても片岡さんと親しく付き合っていました。

 彼の個展が東京で開かれた時、会場で片岡さんにお目にかかったことがあります。

 とても穏やかでやさしそうな印象を受けました。ご冥福をお祈りいたします。 

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2008年02月28日

人形劇団かじまやぁ




先日大謝名幼稚園で公演してきました。

演目は「キジムナー」です。

最近は少子化の影響で園児が少なく、お母さん達にも呼びかけています。

子供が多かろうが少なかろうが演じる私達には同じ事です。むしろ観客が少ないときの方が難しいです。 

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2008年02月27日

桑江良健の絵・


      人形使いの肖像    大きさ:F100号   かじまやぁ美術館所蔵


昨日で3月の個展に出す絵の準備はすべて終え、後はDMを出すだけです。

今回の展覧会のメインになる絵がこの「人形使いの肖像」です。

絵を描くきっかけが、親父の肖像画を描くことだったので、還暦の今年は原点に立ち返り肖像画でアピールしたいと思いました。

この「人形使いの肖像」をご覧になった方が、きっと肖像画が欲しいと思わすように描きました。

原画はもっとリアリティーがありますので、多くの方のご来場をお待ちしています。

「色彩と空間」の描写なら日本及び世界の現存する絵描さんに負けないと思います。

沖縄にもこのような絵描が居ると云う事を解って頂きたいと思っています。



 

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2008年02月26日

桑江良健の絵・徒然49




24日、シャチさん達のグループ・沖美連の展覧会を見てきました。

私は、時間の許す限り他の作家の作品を見る事にしている。

シャチさんの作品は、丁寧に描かれていて好感が持てる作品に仕上がっていた。

私はグループ展にあまりだした事がなく、殆ど個展中心に絵を発表していますが、グループ展も楽しそうでいいものだと実感した次第です。

 

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2008年02月23日

桑江良健の絵・徒然48


     人形使いとキジムナー達    大きさ:F100号   かじまやぁ美術館常設展示


昨年の末、佐久本工機の創業者・佐久本嘉春さんが亡くなられた。

かじまやぁ美術館落成式にはとてもお元気そうでしたが、、、、残念の極みです。

6,7年前、佐久本さんには私の絵を2点買って頂きました。

私の作品はあまり売れてないので、買って頂いた方にはとても感謝しています。


 

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2008年02月21日

人形劇団かじまやぁ





昨日、嘉数幼稚園で公演し、その後子供に人形を扱わせたスナップです。

演目はキジムナーをやったが、相変わらずの人気です。

今回は小学校の一部の児童も一緒に観劇しました。 

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2008年02月18日

桑江良健の絵・徒然47


            琉装    大きさ:ハガキ大    個人所蔵



 「一休庵」、これは神戸市北長狭通りにある茶道具屋である。JR元町駅を六甲に向って約150mほど行った所にあります。

 私の友人の店がその「一休庵」です。

 子供の頃、母親から関東大震災の事をよく聞かされていました。母は大正12年、数え17歳で神奈川県川崎の富士紡績と云う会社で、女工として働いていて昼前、震災にあって九死に一生を得る。

 関東大震災から約72年後、阪神大震災が起こったわけです。

 一休庵も勿論直撃を受けたわけです。

 木造の建物などは木っ端微塵に破壊され、建物と云う建物は殆ど傾いている有様はまさに「地獄絵」さながらである。

 電話で友人と話していても、気持ちが落ち着かないので、震災1週間後神戸の「一休庵」に行ってきました。

 驚いた事に、「一休庵」が入っている建物と隣の建物だけは、真っすぐもとのまま立っているではないか。

 この時、この「一休庵」には神が宿っていると思いました。
 

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2008年02月17日

人形劇団かじまやぁ


           チョンダラーの一場面


 昨日は読谷文化センターで人形劇を無事終える事が出来ました。

 出し物は「チョンダラー」でしたが、おかげ様で大入り満員でやることが出来ました。主催者曰く「350名ほど入ったそうです」。

 この「チョンダラー」は、子供から大人まで人気があり私達もとても喜んでいます。

 ただ問題は、かじまやぁの人形劇は体力がいるので、私達夫婦は体に鞭打ちながらやっている状態です。

 気力を失わないように健康管理には特に気をつけています。 

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2008年02月15日

人形劇団かじまやぁ


   カミンチュ(神人)    大きさ:F50号    かじまやぁ美術館常設展示


 阪神大震災の前年、兵庫県八千代町で人形劇をして、神戸港から福岡県岡垣町で公演すべくフェリーに乗船する。

 一般乗客と一緒に乗船するとなると、人形劇の200kgの道具を一人で船に積み込む事がとても困難だ。

 そこで1等客室のキップを買い、通常の乗船時間より30分早く乗船させてもらい、無事200キロの荷物を30分かけ積み込む事ができた。

 翌朝、博多港に岡垣の方々に出迎えに来て頂き、無事岡垣町での公演を終える事ができました。 

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2008年02月14日

人形劇団かじまやぁ




 那覇市にあるさくら保育園での公演風景です。

 この写真は公演を終え感想などを聞いているときです。

 保育園の子供達全員で楽しく1時間見ています。

 16日(土)は読谷文化センターで13:00 チョンダラーを公演します。

  

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2008年02月13日

桑江良健の絵・徒然46


      鶏に乗った騎士   大きさ:F25号    かじまやぁ美術館常設展示


 この作品は、ブリューゲルの「死の勝利」をマークして描いた作品です。

 「死の勝利」は大きさが100号ほどあるが、私は四分の一の25号に描いてみました。25号と云うと約80x65cmです。

 25号にどれだけ描き込めるかがテーマです。この作品はまだまだですが、7,8年前の腕前ではこれで由としよう。

 歴史に残る絵とは、「後輩達が、このような作品を描きたい」と思わす作品。。。。自分なりに定義付けている。

 ただ美術館に飾ってあるから、歴史に残っているとは思っていません。(人それぞれ解釈があろうが、、、)

 歴史に残る作品を描きたいと思っています。

 ブリューゲルの「死の勝利」は、まさに歴史に残った作品だと思う。

 今は、技術的には完全に描く事が出来ますが、作品性を高めないといかない。
 

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2008年02月12日

桑江良健の絵・徒然45


             うしんちー   大きさ:F4号   A氏所蔵


 エディト・ピアフの名前を最近よく耳にする。フランスの歌手で国葬になったと聞く。

 私が初めてエディト・ピアフの名前を耳にしたのは、モンマルトルで似顔絵を描いたときです。

 一緒に似顔絵を描いていた人からエディト・ピアフのことを聞く。

 私が住んで居た所が、ピアフが子供の頃住んで居た所です。

 私のアパートは、通りに出て2,3軒右に行き、右に下るとムーラン・ルージュがあり、左の通りを上がるとムーラン・ド・ラ・ギャレットがあります。

 アパートから150mほどのところにアベスと云う広場が有り、ここでピアフは木箱か何か台に立って歌をうたって居たそうです。

 その後、彼女はオランピア劇場で歌うことになる。

 私が似顔絵を描いていた1974年頃は、まだピアフとかモディリアーニ、ユトリロが身近に感じられる頃でした。 

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2008年02月11日

桑江良健の絵・徒然44


     あじくーたー    大きさ:144x121cm    かじまやぁ美術館常設展示


 人は60歳になると還暦という。辞書をひも解いてみると、「60歳で産まれた年の干支にかえる」とある。

 今年還暦になる私は生まれ変わらねばと思っている。

 幸い絵は自分の思い通りに描く事ができます。しかし、私の作品が評価をうけるかは別のはなしですが、、、、

 私は、セザンヌの67歳まで生きた人生を目標にしている。セザンヌが60歳のときは1899年ですが、その頃の彼の作品と自分の作品を比較してみている。

 以前にも言った事がありますが、私はセザンヌやゴッホのように、世に認められず一生を終える事はしたくないと思っている。

 必ず世に躍り出てやろうと思っています。

 セザンヌの一生、67歳までに評価を得られなければ、静かに引退するつもりです。

  

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2008年02月09日

桑江良健の絵・徒然43


      ヤンバルのひと時    大きさ:F100号   かじまやぁ美術館所蔵


 今日は旧暦のハチウクシー(仕事始め)。

 今年は新正月より旧正月のほうが正月らしく感じる。

 事情があって妻方の仏壇を、我が家で引き取ったので旧正月は、夫婦二人の正月ではなく先祖も一緒に正月を祝う事が出来ました。とてもすがすがしい気持ちがする。

 今年は私の年でもあるし、これも何かの縁だろうと思っている。

 私の絵も大変順調に来ているので、今年から大飛躍しそうな気がします。

 人間の本能に訴えられる作品になってきているので、3月の那覇市民ギャラリーでの個展ではそれが証明されるでしょう。

  

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2008年02月07日

桑江良健の絵・徒然42


      つきしろから見た中城湾    大きさ:F100号    かじまやぁ美術館所蔵


 今日は旧正月です。

 子供の頃は、旧正月が本当の正月で、夜が明けないうちに高原のカー(井戸)で若水を汲み、親戚の家を「若水うさぎやびら」と云って廻って、お年玉を貰ったものです。

 子供が新年早々、各家庭を尋ね歩く事はとてもいい事だ思われていたのだが、何時しか、このような風習はよくない事だと云う雰囲気になり、自然に消滅してしまったようです。。。とても残念な事だ。


 今日掲載してある絵は、現場がとてもワイドでスケッチするのにとても骨が折れた。 

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2008年02月05日

桑江良健の絵・徒然41


       あじくたー    大きさ:F40号   かじまやぁ美術館常設展示


 この作品は、1992年の個展のDMに使用した作品です。

 展覧会を開催するとき、必ず知らない方々にも案内状を出す事にしている。

 この時出した方のお一人が「大城鎌吉さん」でした。

 大城鎌吉さんと云えば、国場幸太郎さんと戦後沖縄経済を引っ張ってこられた方である事は、沖縄の人であれば殆どの方がご存知だと思います。

 「北斎・ブリューゲル色彩空間に至る」がその時のDMに書いたキャッチフレーズでした。

 展覧会場に一通の電報が来ました。。。大城鎌吉さんからの電報でした。

 私の宝ものひとつとして今も大事に保管しています。  

 展覧会が終わり、義兄の家がある識名に行ったら、途中で葬式をしている家があり、何気なく見たら「大城鎌吉さん」の葬儀でした。

 道は違えども、この時絵で沖縄の為になろうと決心した次第です。

 電報は秘書の方が出して下さったのでしょうが、大城鎌吉さんからのものとしています。 

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2008年02月04日

桑江良健の絵・徒然40


     岩のある風景    大きさ:F40号   かじまやぁ美術館所蔵


 神戸港から沖縄に行くべく、神戸に着いたのですが日も暮れかかってきたので、JR元町駅から六甲の方に歩を進める。

 前日の雪がまだところどころに残っていて冷える。程なく進むとテントを張るのに都合がいい場所を見つけ、今晩はそこで野営する事にした。

 明日は関西汽船に乗って沖縄に向け出発ですが、この神戸は私にとってとても思いで多き場所である。

 42年前の高校の夏季実習のため、初めて日本本土の土を踏んだところがここ神戸である。

 又友人の茶道具屋もここにある。正月休みだろうと思い彼の店には立ち寄らず、すぐ六甲の山の中に入る。

 色々考えているうちに寝入ってしまう。

 夢でも見ているのかと思い、ふと目が醒めると、私の耳元で「ブウ・ブウ」とどこかで聞き覚えのある声がするではないか。

 いのししが私のテントの周りで「ブウ・ブウ」と、、、、3頭いるみたいだ。

 私も本能的になる。ただじーっとしているしかない。以前、フランスのボルドーの林の中で野犬に囲まれた事を思い出す。

 その時と状況がとてもよく似ているので、今回は以前ほどあせりはない。このテントの0,1mmの布の厚さで、いのしし達は30分程で立ち去ってくれた。彼らの縄張りに入ってしまったのでしょう。

 翌朝、港に行く前に友人の店に立ち寄ったら、彼曰く「昨日は一日中店にいた」との事。

 六甲に行く前に、店に立ち寄っていれば友人の店で寝られた。 

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2008年02月03日

桑江良健の絵・徒然39


     嘉津宇岳    大きさ:F15号    かじまやぁ美術館常設展示


 神奈川の松田を後にして、静岡の御殿場に差し掛かると街道沿いにコンビニが一軒ポツンとたっている。

 腹がへったので弁当でも買おうと店に入るが、あいにく弁当は売り切れておにぎりが数個あるだけだ。

 おにぎりを買い外へ出ようとしたら、店主曰く「中で食べてください」と、私はとっさに「外に慣れているから」と云い、そとのベンチに腰掛、眼前にそびえる富士山を眺めながらにぎりを食べていたら、店主が熱いお茶を持って来てくれる。

 外はとても寒かったので、そのお茶のおいしい事、言葉で表現できないほど有り難かったです。

 江戸の昔からここ静岡の人達は、旅人に理解があったのでしょう。歴史の重さを感じた一件でした。 

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2008年02月02日

人形劇団かじまやぁ








 今日2月2日で人形劇団かじまやぁは34歳になりました。

 沖縄が日本復帰して間もない1974年2月2日に発足。

 沖縄民謡、方言、習慣と全ての文化がよくないと見られ、また沖縄自身も己の文化がよくないと大方の人が思っていた頃です。

 そんな折、沖縄の子供達に沖縄の文化、習慣と希望を与えたく発足したのが、人形劇団かじまやぁの思いでした。

 1993年に「チャンプルー孫悟空」、1996年に「キジムナー」、2004年に「チョンダラー」で完全に沖縄の音楽、言葉、習慣を取り入れた作品を世に出す事が出来ました。それは多くの人達の協力があったから出来たことです。この場をお借りして感謝申し上げます。

 今年から「チョンダラー」の幼稚園、保育園バージョンも完成し、方々で公演しています。

 本日掲載してある写真は、とよみ幼稚園でやった時のものです。お父さん、お母さんに連れられて来た弟、妹達も一緒に見ることができました。 

Posted by かじまやぁ at 10:34Comments(6)TrackBack(0)人形劇公演
 

2008年02月01日

桑江良健の絵・徒然38


      屋我地風景    大きさ:F60号    かじまやぁ美術館常設展示


 22,3年前の事ですが、元旦に東京の二子玉川で、関西方面に行くべくヒッチハイクを試みる。

 独り身な故、元日と云う感覚がなく5,6時間待つが、勿論乗せてくれる人がいるはずもない。

 元旦から貧乏神を乗せる馬鹿がいるはずはない。

 やむなく歩き出し2,3時間したら、道端の草むらに古い自転車が、車輪に針金が絡みついて捨てられてある。

 空気はあまり入ってはないが、何とか動くのでギイコギイコとこぎだす。

 その日は神奈川県の松田と云う所でテントを張り野営。

 新年を迎えると何時もそのことを思い出してしまう。 

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